合同公開講座 函館学

函館で行われている研究・学問のこと、ちょっとのぞきに来ませんか?

加盟校がもつ知的資源を地域住民に知ってもらうとともに高等教育機関を身近に感じてもらうことを目的に合同公開講座「函館学」を実施しています。
「函館学」では地元「函館」をキーワードに加盟校の教職員が講義を行っています。

合同公開講座 函館学 2025
キャンパス・コンソーシアム函館主催「函館学」

函館学
第1回 6月21日(土)
第2回 8月23日(土)
第3回 9月20日(土)
第4回 10月25日(土)
全4回
時間 13:30~15:00
受講料 無料

講義内容

第1回 6月21日(土)13:30~15:00

産業データの比較で見る函館経済の課題 -「訪れて良し、住んで良し、働いて良し」のまちへ-

講師:寺田 隆至 函館大学副学長・教授

会場:函館大学

講義概要

「地方創生」を掲げた政府の取り組みが始まって10年が経過しました。函館市は、民間調査の「魅力度ランキング」では上位の常連でありながら、「幸福度ランキング」では、逆に、下位に名を連ねて話題になります。この講義では、講師が専門とする産業構造論の視点から、こうした調査結果にも示されている函館経済の課題について、他地域・他都市との比較によって考えます。

第2回 8月23日(土)13:30~15:00

道南の家庭料理

講師:伊木 亜子 函館短期大学専任講師

会場:函館短期大学

講義概要

2013年より北海道の郷土料理の聞き取り調査に参加し、道南地域を担当しました。主に松前町の皆様にご協力いただき、調理の詳細を記録し書籍等で全国へ紹介しています。また、学生とともに再現可能なレシピを目指して記録をもとに調理を行い、大学祭の来場者へ試食いただく活動を続けてまいりました。一連の活動を通じて、地域に伝え継ぎたい家庭料理を紹介します。

第3回 9月20日(土)13:30~15:00

発掘された複数の遺物は同じ鋳型で作られたのか?

講師:近藤 司 函館工業高等専門学校名誉教授

会場:函館工業高等専門学校

講義概要

オホーツク地方で発掘された5つの遺物(帯金具)、見た目は同じ形をしている。その製作方法は鋳造と考えられているが、同じ模型から作られているのだろうか。本研究はデジタル技術を応用することで帯金具の同一性を検証する。遺物は重要文化財であるため接触式測定を行うことが難しい。そこで非接触3次元測定機により数値化し、それをBMPデータ(デジタル値)に変換することで比較検討を行った。その手順と結果を報告する。

第4回 10月25日(土)13:30~15:00

函館で生涯を終えたロシア人を通して見た20世紀前半の函館

講師:倉田 有佳 ロシア極東連邦総合大学函館校教授

会場:函館市地域交流まちづくりセンター 多目的ホール

講義概要

函館のロシア人墓地・ハリストス正教会墓地には、幕末開港期から20世紀に函館で生涯を終えたロシア人が眠っています。その中には、1917年のロシア革命の混乱を逃れてきたロシア人や日本人と家庭を築いたロシア人が含まれています。ロシア人が身近に暮らしていた20世紀前半の函館は、多文化共生社会だったのか?函館での彼らの暮らしぶりを通して考えてみます。

 

お申込み方法

Eメール

Eメール

「函館学申込み」等、必ず題名を記し、メール本文には申込書の記載事項に準じ、ご住所・お名前・電話番号・受講希望日をお書きのうえ、メールフォームまたは[email protected]までお送りください。

ファックス

ファックス

チラシ下部の申込書欄に必要事項を記入して次のFAX番号にお送りください。

FAX:0138-34-6101

郵送

郵送

チラシ下部の申込書欄に必要事項を記入して次の宛先までお送りください。

宛先:
〒041-8655北海道函館市亀田中野町116番地2 公立はこだて未来大学内

電話

電話

次のTEL番号に電話をおかけのうえ、ご住所・お名前・電話番号・受講希望日をお伝え下さい。

TEL:0138-34-6121

なお、電話での申し込み受付は月曜~金曜(祝祭日を除く)の午前10時~午後4時までとさせていただきます。

  • ・受講料は無料です
  • ・「受付票」は送付いたしませんので、当日直接会場にお越しください。
  • ・満席の場合は、入場をお断りいたしますので、事前申し込みをお願いいたします。

合同公開講座 函館学 2025
市内の大学等の主催「函館学」

加盟校主催の公開講座につきましては、大学・短大・高専のホームページをご覧のうえ、主催校に直接お申込みください。



OSZAR »